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【オンゲキ】World Vanquisher MASTER 譜面解説【攻略】

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フルベル出来てませんね…

ゲキチュウマイボス曲連動であり難易度14のなかでも様々な要素を問われるこの譜面ですが、先日ようやくSSS乗せることが出来たので少しでも攻略の手助けになればいいなと思い色々と書いていきます

 

なお、譜面解説にあたりオンゲキ譜面保管所様の譜面画像を使用させていただきます

https://sdvx.in/ongeki/02/02050mst.htm

 

始めに

World Vanquisherという曲は公式でボス曲という立ち位置で認識されているようでオンゲキでも骨太の譜面となっています。Lv14譜面の中でもチェイン数では激唱LUNAに次ぐ2位(1892CHAIN)でベル数もジングルベルLUNAに次ぐ2位(468BELL)なのでLv14のMASTER譜面のなかではチェイン、ベル数ともに1位のゴリゴリの物量譜面です。

さらに譜面内容も今まで登場した高難易度譜面の難所を取り入れた様々な要素を捌く必要のある総合力譜面であり、体力とテクニックの両方を求められます。加えて取りこぼしやすいベルやダメージを受けやすい配置もあり、FULLBELL、ノーダメを狙うのも難しいです。

地力さえあれば簡単なのですがこの記事を見に来ていただいているということは攻略に行き詰っている人が大半だと思いますので、各難所の解説と、それを練習できる曲を紹介することで地力上げの参考にしていただきたいです

 

解説

始め~17小節

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FULLBELL最大の難所

開幕は問題なく捌けると思うが、難所は10小節以降の混フレ。SIDEを押すタイミングでレバーを大きく動かしベルを取りに行くのだが猶予が非常に短く、エリア外でノーツをこぼすか動きが小さくなりベルを取り損ねるといったミスが頻発しやすい。「SIDEと同時にレバーを素早く動かす」ということを強く意識すると繋がりやすい。

 

練習曲

Desperado Waltz(MASTER):42小節以降似た配置が出てくる

青春サイダー(MASTER):フリック混じりの混フレに慣れるためとして

 

19~34小節

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両手分業の混フレ

19~24小節は片手は単色リズムで、もう片手は3色処理となっている。片方のリズムは一定なので主旋律の方の手を強く意識しよう

 

26~32小節は16分の6レーン処理がメイン。26や28小節の階段は外→内で押すと繋がる。とにかく色を覚えてやりこむべし

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練習曲

Aenbharr(MASTER):ロング混じりだが雰囲気が似てる

conflict(MASTER):6レーン同色階段が出てくる

 

40~42小節

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唐突に出てくるSIDE出張。Lv14をこなせるなら問題ないと思う。レバーを倒した勢いでそのまま出張するとキレイに繋がる。

41小節は途中までは3連符で両SIDE連打だけ16分なので注意

 

42~58小節

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低速脳トレ地帯

脳トレといっても14+やLUNAみたいなキチ〇イ弾幕は無いので落ち着いて対処すればただの稼ぎ地帯。ここでがっつりコンボを伸ばしたい。ベルを取り損ねないように

開幕だけ要注意で右手で取る場合は外側から押していかないと外れてしまう。

こういうこと↓

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練習曲
初音ミクの激唱(LUNATIC):こちらのほうが認識はしやすいが操作は複雑
Lv14+の曲:だいたいの曲に低速地帯があるので特攻ついでの練習に

 

58~73小節

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低速の静けさから一転かなり忙しい

3押しフリック地帯は若干認識難が入っていてフリックを逆の手で取りたくなってしまうような配置になっている。原因としては左(右)手でレバーを動かさないといけない配置なのにフリックが中央から右(左)側に設置されているということが考えられる。何回もやって体に動きを覚えさせよう。

66小節からは3レーンの両手処理。片手で3色取るような配置は無いので落ち着いて外ポジションで取ろう。

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練習曲

Dazzle hop(MASTER):持ち替えフリックなどの練習に

7thSense(MASTER):4レーンだが複雑な片手処理が類似している

TAKE ON THE WORLD(MASTER):ラスサビを正規押しで取るといい練習になる

 

74~83小節

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ロングノーツ拘束からの3レーン片手処理

人によって個人差が出やすいと思われる地帯。ロングノーツのほうは押す順番を暗記して片手処理の方に意識を集中させたい。ロング赤ロング青に変わるところだけ注意

 

練習曲

神威(MASTER):これのクッソ難しい版が12小節降り続けてくる

心(MASTER):ロングノーツは無いが開幕が類似

 


84~91小節

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フリック絡みの往復乱打地帯

外ポジションですべて取れるので深く考えずにタンタタのリズムを意識する

+は交互では取れないので注意

 

練習曲

AMAZING MIGHTYYYY!!!!(MASTER):サビが3色+フリックのリズム難

Lazy Addiction(MASTER):パクリリスペクト元 SIDEがある分こっちのほうが凶悪

 

92~99小節

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 驚愕の片手トリル地帯

レバーを大きく動かしてベルを取りにいかないといけないのでトリルはがんばって片手で取るしかない。幸いリズムは16分で一定なので最初の入りだけ間違えないようにして無心で繋げるようにすればベルを取る余裕も見えてくるはず

99小節は高難易度でおなじみの6レーン階段。光ノーツではないので自力で光らせよう

 

練習曲

心(MASTER):12分なうえに途中で赤青トリルに変わる極悪配置

Imperishable Night 2006 (2016 Refine)(MASTER):16分交互連打の感覚を掴む練習に 6レーン階段も出てくる

Ai Nov(MASTER):ラスサビの階段は14でも通用すると思う

 

100~103小節

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ロングノーツホールド地帯

ここがノーダメ最大の難所でおそらくこの譜面で最も悪意に満ちた配置がある

基本的にこの区間はノーツ上に位置取ればダメージを受けることは無いのだが、102小節だけノーツ上に敵弾が配置されており、ただでさえ見切りづらいロングノーツに気を奪われている隙に付け込んでダメージを与えてくる。ひどいですね。最悪全押しチンパンでも行けるが、できればちゃんと処理できるようになると後の高難易度譜面の攻略にも役に立つはず

 

練習曲

ぼくらの16bit戦争(MASTER):ロングノーツが大量に降ってくるので耐性を付けるのにもってこい

怒槌(MASTER):相当難しい避け地帯がある

 

104~107小節

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ここすべて16分です

片手両手様々なトリルが出てくる。ポイントとしては

・105小節、107小節の片手トリルの最後はそのまま片手で取ったほうが安定しやすい

・106小節のトリルは外ポジションの交互押しで繋がる

以上のことを意識すればミスも1~0で抑えられると思う

 

練習曲

裏表ラバーズ(MASTER):両手トリルが頻出する 個人差有り

 

108小節~ラスト

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自分が全押しヘタクソなのもあるが多分全押しすると判定が釣られてhitがでてしまうのでしっかり2色押しを意識しよう。110小節もちゃんと2色、3色分けて押さないとhitが出てしまうので注意

 

練習曲

エンドマークに希望と涙を添えて(MASTER):筋トレ

Garakuta Doll Play(MASTER):ラスサビで筋トレ

 

終わりに

この曲の高得点を取るために意識することの優先順位として自分はベル→精度→コンボの順で意識するようにしました。オンゲキのテクニカルスコアのシステムとしてコンボボーナスが存在しないことと、ベルの得点割合が大きいことから、コンボをつなぐよりもベルを取り損ねないよう立ち回るほうが結果として高得点に繋がると思っています。World Vanquisherもそのベルとチェイン数の多さから1ベルあたり約120得点、1ノーツあたり約500得点と少ないですが、ベルは取れなければ0点なので、2回Breakを出すのとほぼ同じ損失がでてしまいます。この曲はとにかくベルを逃しやすいのでFULLBELLは難しいと思いますが、SSS以上を狙うなら最低でも逃していいベルは5個以内が望ましいと思います。

オンゲキは他の音ゲーに比べて癖がつきにくく、やりこめばその分しっかりスコアも伸びてくれます。最初は全然できなくても回数をこなし、対策を立てることで必ず高得点がだせますので根気強く頑張って下さい。